一般乗合バス(山口県)運賃の上限変更認可申請について
JRバス中国株式会社(本社広島市 代表取締役社長 酒井俊臣)は、2026年11月4日(水)、国土交通省中国運輸局長に対し、一般乗合バス(山口県)運賃の上限変更認可申請を行いましたのでお知らせいたします。
1.申請の内容
(1)申請理由
当社の山口県内の一般乗合バスについて、2012年12月1日に運賃改定を実施して以来、2014年及び2019年の消費税改定を除き運賃値上げを行わず運行して参りましたが、人口減少や燃料費を始めとする物件費高騰もあり、大変厳しい状況になっております。
そのような中、乗務員等の担い手不足が顕在化しており、賃金・労働条件・職場環境の改善や昨今の燃料費・物価高騰による運送費用の増加が課題となっており、将来にわたって地域の公共交通としてバス路線の維持・確保のためには運賃への転嫁が避けられないため、運賃の改定について申請するものです。
(2)申請概要
①申請日 2026年11月4日(水)
②運賃改定実施予定日 2027年2月1日(日)
③申請対象路線 防長線、秋吉線
(3)運賃改定の概要

※上限運賃は事業経営に必要な原価に応じて算出された各バス事業者が国土交通省より認可を受けた収受できる運賃の上限額です。
※実施運賃は上限運賃の範囲内で実際にお客様から収受する運賃額です。
※実施運賃は上限運賃より低額とする予定です。
※系統間の調整等により、基本の値上幅と前後する区間があります。
※現在の区間式定期券から金額式定期券に変更し、ICOCA WEB定期券サービス「iCONPASS」を導入予定です。
※金額式定期券の導入に伴い2027年1月31日(土)をもって環境定期制度を廃止し、2027年3月31日(水)をもって乗降区間指定回数券の販売を終了します。
(4)主な区間における実施運賃比較表

※現時点での予定額であり、変更となる可能性があります。
※定期券は普通運賃改定運賃額を基準とし、制度に基づく計算方法により算出します。
※通勤定期券における遠距離逓減額の基準運賃が変更となります。
現行:基準運賃が620円以上は5割引
改定後:基準運賃が660円以上は5割引
※通学定期券における遠距離逓減額の基準運賃が変更となります。
現行:基準運賃が620円以上は7割引、840円以上は8割引
改定後:基準運賃が660円以上は7割引、880円以上は8割引
※2027年2月1日(日)以降に発売する定期乗車券は、改定後の新しい運賃により発売します。
なお、2027年2月1日(日)以降に有効な定期乗車券でも、2027年1月31日(土)までに購入した場合は、現行運賃により発売します。
※主要区間以外の運賃など、運賃表の準備が出来次第、順次、弊社ホームページ等でお知らせいたします。
2.乗合バス事業の輸送人員及び収支状況

※協議運賃区間を除いた値
※2027年度の推計値は上限運賃改定にあたっての値
3.これまでの経営合理化状況及び今後の取り組みについて
乗合バス事業の安定的な運営のため、利用実態に合わせたダイヤ改正やシステムの活用による業務効率化、労働条件改善による乗務員の確保を図ってまいりました。
また、バスロケーションシステムの継続した運用によるバスの接近情報の提供や待ち時間の解消、デジタル障害者手帳「ミライロID」の活用、交通系ICカード「ICOCA」の導入など利便性の向上及び利用促進に取り組んでおります。
今後も自治体主催のイベントへの参加や乗り方教室の開催、非対面での乗車券販売の推進、SNSを活用したバスの乗り方等の情報発信など、利便性の向上及び生産性向上に取り組み、持続可能な経営を推進してまいります。
4.利用者サービス向上計画
今後も安全、安心、快適な輸送サービスを提供するため、バス車両の老朽取替やバリアフリー車両の導入など必要な投資を行うとともに、2027年2月にはお客様自身のスマートフォンやパソコンからも定期券が購入できるICOCA WEB定期券サービス「iCONPASS」の導入を予定しております。
また、定期券について、これまで以上にバスを便利にご利用いただけるよう、これまでは購入した区間内の利用しかできなかった「区間式定期券」を購入した運賃額以内であればどこの区間でも利用できる「金額式定期券」に変更し、引き続き利便性の向上に努めます。
※ WEB定期券サービス「iCONPASS」の詳細はこちらをご覧ください。
【金額式定期券ご利用イメージ】
